病院のマタニティークラスに参加してきました!(中編)気になる体調管理とお産の流れについて
私の通う個人クリニックの産院では、月に1回マタニティークラスが実施されています。
32週以降の方が参加できるクラスになっています。
そこで学んだことを一挙大公開したいと思います!
今回は第2回として、助産師さんから教えていただいた「体調管理」と「お産の流れ」についてお伝えできればと思います。
※産院によって、また個人の状況によって指導内容や実践することは違ってくるかと思います。
あくまでも一つの方法、手法として読んでいただけると嬉しいです。
【後編】(次回の記事です)
◆入院時の持ち物について
・入院中に病院で用意してくれるもの
・持ってくるとよいもの
◆入院設備案内でチェックしておくこと
体調管理
妊娠中の体調管理はなかなか難しいものがありますが、特に貧血と体重管理には頑張りましょうとのお話でした。
貧血について
貧血になるとなぜ大変かというと、助産師さん曰く赤ちゃんを異物と認識して赤ちゃんの血が薄くなるそうです。
貧血チェックは産院で注意して行なっている検査の一つで、もし足りなくても鉄剤で補ったり、血に鉄を入れる処置をしていくので心配する必要はないものの、なるべく食べ物も意識してほしいと教わりました。
先ほどの栄養指導の鉄分についておそわったことがここに繋がるのだな・・頑張ろうと思いました。
体重管理
この体重については、妊婦の私たちにとって一番の悩みなのではないかと思います。
私は中期まで順調に体重管理ができていたのですが、後期に入ってからは量を食べなくても太っていきなかなか難しく感じています。
産院の方針では、妊娠前が標準体重だった場合はプラス9キロほどにおさえましょうとのことでした。
いや~今更です。今更言われても遅すぎます(笑)
しかし太りすぎると、赤ちゃんが出てくる産道に肉がつきすぎてしまって難産になってしまったり、陣痛に日数がかかる場合があるそうです。
これからでも太りすぎないように気をつけようとおもいました。
(気をつけようと思ってできたら簡単なんですけどね・・)
お産の流れ
助産師さんから、お産の流れとして、お産が近づいた兆候はどのようなものがあるか、どのような時に病院に電話をすればいいか、また分娩の進み方と注意すること、産院の会陰切開の方針についてお話がありました。
まさにこれを聞きにきたので、一番気合いを入れて聞きました。
お産が近づいた兆候
お産が近づいた兆候としては、主に以下の6つがあるそうです
- お腹が時々かたくなる
- 子宮がさがったように感じる
- 胎児の動きがにぶくなったように感じる
- 腰が痛む
- トイレが近くなる
- 前駆陣痛がある
前駆陣痛とは不規則な子宮収縮のことで、お腹が張ったり、その張ったことによって痛みを感じるそうです。この子宮の収縮が1時間に6回以上規則的に感じるようになったら陣痛と呼ばれるそうです。
病院に電話をするタイミング
分娩が始まった兆候は主に、陣痛、おしるし、破水の3つがあるそうです。しかし全部あるとは限らないとのことでした。
陣痛
陣痛は、子宮の収縮が1時間に6回以上規則的におこるもので、今までの前駆陣痛とは必ず違うという痛みがあるとのことでした。
人によってはお腹ではなく腰にくる人もいるそうです。
ずっと痛いわけではなく必ずおさまるタイミングがあるので、その時に病院に連絡するように言われました。
おしるし
おしるしとは、少量の出血のことで、これは赤ちゃんを包んでいる膜と子宮の壁がこすれることで出てくるそうです。
注意が必要なのは、生理2日目以上の出血が出たときで、これは胎盤が剥がれる早剥の可能性があるのですぐに病院に連絡するように言われました。
破水
破水とは膜が破け羊水が出てくることで、だいたいは陣痛後にあるそうです。
一度にたくさんの羊水が出る場合と、赤ちゃんの頭が子宮口を塞ぐのでチョロチョロと出て尿と感違いすることもあるとのことでした。
尿との一番の違いは、自分でおさえることができないことだそうですが、判断が難しいので少しでも迷ったら病院に連絡するように言われました。
そして、感染のリスクが上がるため、お風呂には入らないことと注意を受けました。
人によって様々なスタートがあるようで、自分自身がどんなスタートになるかドキドキしますよね。
知識だけはきちんと頭に入れておいて、どんなスタートだとしてもなるべく慌てないようにシミュレーションをしておきたいと思いました。
分娩の進み方と注意すること
分娩第1期
規則的な陣痛から子宮口が10cmの全開となるまでを分娩第1期というそうです。
その分娩第1期中にある陣痛中は、ママがうまく呼吸ができないと赤ちゃんに酸素がいかないので、とにかく深呼吸を心がけるように言われました。
特に「ハーハー」呼吸すると過呼吸になりたすいので、「フーフー」と意識するといいそうです。
また、腹式呼吸を意識するといいそうです。
複式呼吸の方が普通の呼吸よりも1回に赤ちゃんにいく酸素量が増えるそうです。
分娩第2期
子宮口の全開大から赤ちゃん誕生までを分娩第2期というそうです。
産院では、赤ちゃんの顔が見え隠れしてから分娩室へ移動となるようで、陣痛時は痛くなってもいきんでいいと言われるまではとにかく深呼吸で我慢するように言われました。
これが一番難しいらしいです。
いきんでいいとなったら、1回の陣痛で2回の深呼吸後にすっと息を止めて口をとじて2回いきむようにと教わりました。
このようなことを理解したとしても、実際は考えている余裕はあまりないようで、助産師さんも3人子どもがいるそうですがなかなかうまくできなかったと聞きました。
少しでもうまくいくように、何回か頭の中でシミュレーションを行っておくように言われました。
まとめ
今回はマタニティークラスに参加してきた第2回として、助産師さんから教えていただいた体調管理とお産の流れについて記事にしました。
出産のことを考えると楽しみ半分、不安半分でドキドキしてしまいますよね。
今回教わったことがパニックになっても出てくるように、しっかり予習しておこうと思いました。
次回は、入院時の持ち物と、入院設備案内でチェックしておくことをお伝えできればと思います。
少しでも多くの方のお役に立てたら嬉しいです。