育児を楽しくライフハック

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面白いこと好きの管理人による育児ブログです。育児や家事、時々ねこのことなど。

栄養士さんに聞きました!どうやる?もぐもぐ期への移行の仕方とアレルギー食材の与え方

こんにちは、みかんです。お久しぶりです。

離乳食がはじまり、日々あっという間に過ぎ去っておりました・・。

現在娘は8ヶ月となり、先日もぐもぐ期へ移行しました。

 

ぶっちゃけますとね、離乳食、難しくないですか!?

本を読んでもネットで調べても、当たり障りのないほんわかしたことしか書いてないし、

「卵黄をあげる」という例え一つとっても、「耳かきひとさじから」「小さじから」「固茹でする」「15分は茹でよ」とかいろいろなことが書いてあって、何が正解かわからない。

赤ちゃんの身体の成長とアレルギーに関する知識がないから、結果何をどう工夫したらよいのかがわからない。

日々いろいろなことを調べ、不安を感じながら離乳食をあげておりました。

 

このような不安を市の保健師さんに相談したところ、栄養士さんに質問する時間を作ってくださいました。

つぶつぶをどのように大きくしていくか等のもぐもぐ期への移行の仕方、新しい食材や果物・乳製品・小麦製品などのアレルギー食材の与え方、栄養士さんおすすめのレシピとフリージングの仕方など、聞き倒しました!

さっそく教えてもらったことをシェアしたいと思います!

栄養士さんにいろいろと教えてもらったことで、見通しが立ち、私はとても気が楽になったので、同じように離乳食に不安を抱えている方々に届くと嬉しいです。

 

 

 

 

 

もぐもぐ期への移行の仕方

もぐもぐ期の最大の目標は、赤ちゃんが食べ物を舌と上あごを使って上下運動でつぶし、飲み込むことができること・・・・。

2ヶ月ほどかけて、ペースト状から絹ごし豆腐くらいの硬さにしていきます。

どの本やサイトにも「徐々につぶつぶを大きくし・・」などと書いてありますが、どのくらいの期間をかけてどれぐらいのつぶつぶ感にしていけばいいのかずっと疑問に思っていました。

大雑把で曖昧な表現が多いですよね!?混乱します。

 

栄養士さんにさっそくどのような大きさでしたら良いか聞いてみたところ

 

・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・

 

実は・・・・

 

正解はない!!!!

 

そうです(笑)

 

というものの、赤ちゃんによっては違和感なくすぐにもぐもぐできる子もいれば、舌触りが嫌でつぶつぶを拒否する子もいるそうです。

ただいきなりつぶつぶが大きいと赤ちゃんもびっくりして嫌になってしまう可能性もあるので、今までのペースト状から徐々につぶつぶにしていくといいよ、というぐらいの軽いものだそうです。

実際にあげてみて嫌がっているようだったらすりつぶしてつぶつぶを小さくしたり、片栗粉をいれてとろみをつけることで舌触りのザラザラ感を軽減してあげたり、お湯などで水分量を多くしてあげたりとその都度対応してみて様子を伺っていくしかないそうです。

 

現在もぐもぐ期をスタートして2週目になりましたが、市販のベビーフード(以下BF)のとろみと水分量を参考に作っています。我が子は市販のBFのつぶつぶだとまだ大きいようで、その半分くらいの大きさにすりつぶしています。

 

 

 

新しい食材やアレルギー食材の与え方

実はとっても恥ずかしいのですが、新しい食材の与え方で大きな勘違いをしていました。

みなさんはご存知かと思うのですが、同じ勘違いをして苦しんでいる方がいましたら・・・と思い、恥を忍んで書きます!!ええ!!

 

あのですね、「新しい食材を与える時は、小さじ1から試しましょう」というのを本や市からもらった冊子で学んでいました。

 

・・・・・。

・・・・・。

実は・・・、新しい食材単品で小1から用意しないといけないと思っていたんです!!

 

例えば、新しい食材としてかぶにチャレンジするとします。

おかゆ+にんじん+かぶ」で混ぜたメニューであげたいな~と思っても、初日は「おかゆ+にんじん」の混ぜたものと、かぶ小1で用意していました。

これがめちゃめちゃ面倒だったんです・・・。

初めから混ぜて煮込んで冷凍したいのに、新しい食材(ここではかぶ)を単品で用意しなきゃなんてほんと大変だな・・・と思っていたんです。

また、このBFを使いたいな~と思っても、「新しい食材が入ってるじゃん!!単品で一度用意してからしなきゃ・・・。え、BFも面倒だな・・。」と思っていました。

 

こんなことしなくていいんですって!!!(知ってたらごめんなさい笑)

 

もともと新しい食材を与えた時に、子どもに何か変な様子が見られないかがわかればいいので、単品であげようが、今まで食べた食材と混ぜてあげようが関係がないと・・・。

うん、聞いたら納得ですが、えらい思い込みをしていたものです(笑)

産後脳ってことで!!!←

 

また、アレルギー食材を試すときも、人一倍神経質になっていたことを栄養士さんと話して知りました。

というものの、私はパンがゆや市販のBFになかなかチャレンジできませんでした。

パンは小麦粉アレルギーがあるかわかりますが、ものによっては牛乳も使われているだろうし、まずは乳製品のアレルギーがあるかチェックしてからでないとあげられないと思っていました。

アレルギーなどの症状の有無を見るためには、「乳製品をあげて反応を見る→問題がなければパンをあげて反応をみる→これで問題がなければ小麦粉アレルギーがないこともわかる」という流れをたどるのだろうと思っていました。

しかしごっくん期に食べてよい乳製品が少なく、また本によっては良かったりだめだったりと様々な情報があったことから、何を信じていいのやらで結局あげていませんでした。

また市販のBFでは、あげたことがない食材が2、3種類入っていることが多く、1種類ずつ与えてみて子どもの様子をみるということがなかなかできずにいました。

これによって離乳食を始めて2ヶ月たっても、食べれる食材の品種が20品目なく、私はうまく離乳食を与えられてないのではないかと思っていました。

 

このようなことを栄養士さんに相談したところ、私はきっちりと考えすぎていたのかな?と思いました。

栄養士さんが教えてくださったのは、他のお母さん方がどのようにあげているかの例でした。

私のように新しい食材を1種類ずつ試す方もいるし、アレルギーが出やすい食材じゃなければBFに2、3種類あげたことがない食材があってもまとめてあげて問題なかったとみる人もいると。

アレルギー食材も何も焦る必要もないし、小麦粉の有無から見たかったらうどんで試すのもいいよと。

 

例えばお刺身も、3歳になってからという意見もある中、1歳からあげる家庭もあるし、本当に家庭でそれぞれ違って、2人目3人目となると「あげてみて問題がなければ大丈夫」と考える方が多いと聞きました。

 

よく聞く卵黄の与え方に関しても様々なやり方が紹介されていますよね。

アレルギーに関して勉強をし始めたばかりなので、詳細な理屈までわかっているわけではないのですが、栄養士さんに教えていただいた話によると、アレルギーがあるかないかの判別では耳かき1杯も小さじ1杯も変わらないとのことでした。

ただ、アレルギーをもっている場合には、アレルギー食品の量によって体に変化があらわれると。なるほど。

アレルギー、奥が深いです。そして知識がなく理論がわからないばかりに様々な考えに振り回されて疲れます・・・・。

私は時期を逃してしまったのですが、市によってはアレルギーに関する講座が開催されていたり、下記のアレルギー大学という講座もあるようでした。

アレルギー大学 | アレルギー支援ネットワーク

 

 

どのように子どもに食材を与えるかは、様々な考えがあるかと思いますが、私はこうしなきゃいけないと思っていたものが、他にも方法があることを知って何か解放された気持ちでした。

 

 

 

 

 

栄養士さんオススメのレシピ

私は普段、たまひよの「忙しいママ&パパのためのフリージング離乳食」という本を参考にメニューの組み立てをしていたのですが、栄養士さんに教えていただいたフリージング方法が自分に合っていたのでご紹介したいと思います。

 

私は、いつも離乳食を作る時に1週間のメニューを決めて、そのメニューから逆算して必要な食材などをまとめて作っていました。

その時の問題点は、それぞれの野菜の個体差が大きいために、計画より作りすぎてしまったり反対に足りないことがあったりと応用力がないことでした。

 

栄養士さんに教えていただいた方法は、普段の料理で余った食材や子どもの好きな野菜などをまとめていっぺんに茹でて、個別にフリージングする方法です。

その時に、緑系、赤系、白系と1種類以上ずつあるといいそうです。

さらにメインとなるおかゆやじゃがいもなどをフリージングしておきます。

そして食べる時に、「おかゆ+お好み野菜2種類+きなこ、チーズ、たまごなどアレンジ食材」など、その時の食材で組み合わせるとメニューに幅が広がるとのことでした。

その時のメニューで、しらすを足したり果物を加えたり、糖質、ビタミン類、タンパク質をある程度意識して用意すればOKとのことでした。

 

以下、もぐもぐ期の目安量です。

・糖質(主食):こども茶碗 1/2~2/3杯 

例)7倍がゆ、パンがゆ、うどん、マカロニのやわらか煮、そうめん、いも類やわから煮の粗つぶし

※1回に1~2品。2品の場合は半量ずつ与える

 

・ビタミン類(副菜):20~30g (このうち緑黄色野菜を1/2)

例)野菜のスープ煮などの粗つぶし、青海苔、ワカメのトロトロ煮、果物やわらか煮の粗つぶし

 

・タンパク質(主菜)

例)ほぐし魚のあんかけ:10~15g

  肉のすりつぶし:10~15g

  とうふのくず煮、きざみ納豆:30~40g

  固茹で黄身の粗つぶし1個 → 固茹で全卵1/3

  ヨーグルト和え プレーンヨーグルト:50~70g

  チーズ煮 カッテージチーズ:小1

 

目安の量は教えてもらったものの、正直食べる時はめちゃめちゃ食べるし、食べない時は食べません。

だいたいこれぐらいの量を用意すればいいんだな~とざっくり参考にしている程度です。

 

教えてもらったことを参考に、我が家ではおかゆとじゃがいもを常にフリージングとしてストックしていて、野菜は週1でにんじん、かぶ、玉ねぎ、トマトなど子どもが好きなものをチョイスしています。これに片栗粉を入れてとろみをつけて、チーズ、きな粉、卵黄などをトッピングしています。

またBFは、娘にとってはそのままだとつぶつぶの大きさが大きかったようで、すりつぶして与えています。

 

(離乳食作りで参考にした本はこちらです。

本にあるように、素敵な感じには作れませんでしたが、メニューに行き詰まったときに役にたってます。また、最初の1ヶ月はほぼこの通りにしました。)

 

 

 


 


 

 

 

 

さいごに

今回は、栄養士さんに教えてもらったことを中心に、もぐもぐ期への移行の仕方、新しい食材やアレルギー食材の与え方、おすすめのレシピ&BFの使い方について書きました。

教えてもらったことは「こうしなければならない」という強制ではなく、「このような考えがあって、こんな風にあげてもOK」という一つのやり方です。

肩の力を抜いて、子どもの好みや成長具合に合わせて、(良い意味で)適当にすれば良いのだと思いました。

もぐもぐ期への移行で困っている方や、これから離乳食を始めようという方などの参考になれば嬉しいです。

共に肩の力を抜いて、頑張りましょう~!!