育児を楽しくライフハック

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面白いこと好きの管理人による育児ブログです。育児や家事、時々ねこのことなど。

産後2週間が経ちました。産後鬱にどう向き合う?私流メンタルの保ち方!

こんにちは、みかんです。

皆さん、日々育児お疲れ様です。

産後2週間がたちようやく育児に慣れてきましたが、不規則な細切れ睡眠、思うようになかなかできない、自分で計画して動けないなど辛いですよね。

産後1週間のところで産後鬱になりかけました(3日ほどだいぶ危なかったように思います)。

その時に感じたこと、私流のメンタルの保ち方をご紹介したいと思います。

今苦しんでいる方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

 

きっかけは些細なこと

メンタルが崩れ落ちた日。そのきっかけは本当に些細なことでした。

退院してから毎日いろんな選択に迫られます。

おしりの拭き方は合っているだろうか、オムツはきつくないか、なかなか寝ない対応はこれでいいのだろうか、乳児湿疹の対応はこれでいいのか・・・。

小さな選択をわからない中行い、短い睡眠時間で頭が働かない中選択していかなければいけません。

 

ある日、夫と一緒に行った沐浴時に事件は起こりました。

まだ慣れない中での沐浴。

赤ちゃんの髪を濡らしていた時に、水が赤ちゃんの顔にかかってしまいました。

その時に夫が「みかん、今日は雑だね」と言ったんです。

別に私を責めるような言い方ではなく、ただの感想だったと思います。

普段だったら何も気にせず、あははと笑ったりするところなのですが、その時の私は自分のやり方が間違っていると責められたように感じて泣きそうになってしまいました。

こんなことで泣きそうになる自分にも嫌気がしました。

 

そしてその日の深夜の授乳中・・・。

まだ赤ちゃんも上手に飲めません。

私も乳首が痛みでやられて、授乳の時間はとても憂鬱でした。

お腹がすいているはずなのに、なかなかうまく吸ってくれない。

ようやく咥えて吸ったと思ったら、その後に何をしてもギャン泣き。

その時にふと赤ちゃんのことを「かわいい」と思えない自分と直面しました。

とてもショックでした。

 

長い間待ち望んだ妊娠。

苦労した妊娠期間、出産・・・。

それを経て出会えた赤ちゃんはとても可愛らしく、愛しい存在だったはずなのに可愛いと思えないなんて。

母親失格と思いました。

泣き声をずっと聞くのも辛くて、本当は可愛い存在ってわかっているのに、大好きなのに、心から可愛いと思えない瞬間が自分の中に確かに存在したことを認識してしまった。

そんな風に思ってしまった自分を許せんでした。

 

その日は赤ちゃんが泣く中、私も号泣。

ツイッターにこの気持ちを吐き出し、フォロワーさんにとても助けられました。

その後2日程は何もする気にもなれず、憂鬱な日々を過ごしました。

自分が産後クライシス(・・とまではいかないかもしれませんが、その時はそう思いました)になると思っていなかったので、こんな自分自身を受け入れられませんでした。

息抜きだったツイッターを見ても、「こういう娘が可愛い」「今日はこんなことができた」「夕飯はこんなのを作ったよ」なんて何気ないツイートを見て、そんな風に思えない、家事なども何もできない自分の不甲斐なさを見せつけられているように感じて苦しかったです。

 

号泣した日から3日目。

たまたま赤ちゃんが5時間も寝てくれたんです。

いつも3時間以内に泣き声で起こされていたので、アラームをかけておらず私も一緒に爆睡しました。

そうしたらどうでしょう。

今までの苦しい思いは何だったのかと思うぐらい世界が違って見えました。

睡眠をしっかり取っただけで、心に余裕ができたのです。

 

私流のメンタルの保ち方

これらの経験を通して、自分のメンタルをどのようにして保つかを最重要課題にすることにしました。

 

とにかく睡眠第一!!

睡眠をどれだけとれたか、疲れがどれだけ残っていないかが、育児の質、効率化にかかわると感じました。

なんといっても自分のメンタルに大きく影響します。

そんなことはわかっとるわい!という声が聞こえてきそうですが、そうは言ってもなかなか睡眠が取れないのが悩みですよね。

連続で◯時間しか寝れない・・というのをあまり気にしないようにしました。

1日の合計で何時間寝れたかに意識を向けるようにし、その時間が足りないと感じたら遠慮なく周りにヘルプ申請を出すことにしました。

 

ヘルプ申請先を探しておく

ヘルプ申請を出すといっても、そんな簡単に出せる環境ではないかもしれません。

現在夫が繁忙期のため、もともと夜はワンオペになることをお互いの合意で育児をしていました。

しかしそれでは難しくなったので夫の理解を得るために、現在の状況と自分のキャパを説明し、どのような支援を求めているかを話しお願いしました。

そうは言っても親戚が周りにいない、夫の理解がない・・などの場合もありますよね。

私は夫からの理解が得られない場合も考え、病院の産後ケアの登録をし、地域で利用できる産後ケアについて調べました。

また家事をしてもらえるサービスを探していつでも使えるように登録をしました。

少しでも頼れる先を確保できたことで心に余裕ができました。

 

育児以外の好きなことをする

よくよく考えてみたら、出産からずっと赤ちゃんのことしか考えていない自分に気づきました。

産後はずっと赤ちゃんのお世話で、赤ちゃんに関することを調べ、育児が楽になるアイテムを検索し、将来赤ちゃんと出かけられる場所を探して・・・。

気づいたら赤ちゃん中心の生活です。

こんなに環境が変わって、ストレスがたまらないわけがありません。

気づかないうちに頑張っていたのだな・・とそっと自分を褒めました。

辛かった授乳中に、買って読んでいない本を読んだり、PS4とHuluを繋げて海外ドラマを見たり、好きな音楽を聞いたり、スマホでゲームをしたり、今では自分の好きなことをしています。

 

授乳中の姿勢はこうでなければいけない、赤ちゃんの顔を見て声をかけないと・・そんな風にしらないうちに自分を束縛していました。

赤ちゃんが元気だったら大丈夫!と思うようになりました。

 

「〇〇しなくてはいけない」に縛られない

育児をしていく中で、知らない間に「◯◯しなくてはいけない」「◯◯と思わなくてはいけない」に縛られていたことに気づきました。

今回だと、「母親なら子どもは常に可愛い存在だ」というものです。

私も人間ですものね。

今まで出会った人で、全てが好き!嫌いなところなんてない!!なんて人がいたかな?と思い返しました。

子どもだって好きなところもあるけど嫌いなところがあったって何もおかしいことではないはずです。

ふと辛かった時に、「あれ?これは固定概念に縛られてないかな?」とふと考えるようになりました。

 

自分は初心者だと意識する

何もできない、うまくいかない、それは当たり前なんです。

だって子どもを育てるのは初めてなんですもん。

2人目だとしても、2人同時に育てるのは初めてですよね。

そう、日々初めてのことばかりなんです。

「うんちがなかなか出ない」「乳首をなかなかうまく咥えてくれない」「なんで泣いているかわからない」赤ちゃん。

でもそれは私にとっても初めてのことばかり。

会社に新人が入ってきた時、いきなりフル活用できると思いますか?

研修期間があったり、少しずつ教えて徐々にできるようになりますよね。

でも我々は入院中に短い研修期間のようなものはあるものの、その後すぐに家で育児デビューです。

短い研修期間の中でわからないまま一人で店舗を任されているみたいですよね。

しかも、体調は完全に回復していないのですよ!?

日々トラブルがあって当たり前ですよね。

できなくて当たり前と思えるようになりました。

 

まとめ

今回は私の経験を通して、私流のメンタルの保ち方をご紹介しました。

メンタルが保て心に余裕が生まれると、急に赤ちゃんが可愛く思えてきて、そんな風に思えた自分にほっとしたりしました。

まだまだ失敗することはたくさんありますし、うまくいかないことだらけですが、私は初心者!

これが正解というのがわからないので模索する日々ですが、今苦しんでいる方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。